赤字と債務超過は別物
| 赤字 | 債務超過 | |
|---|---|---|
| 見る場所 | 損益計算書(1年間の結果) | 貸借対照表(累積の結果) |
| 意味 | その期の収支がマイナス | 純資産がマイナス |
| 解消 | 翌期黒字なら解消 | 累積の損失を埋めるまで続く |
| 融資への影響 | 大きい | さらに大きい |
1年赤字でも純資産が残っていれば債務超過ではありません。逆に、今期が黒字でも過去の累積で債務超過が続くことがあります。
ファクタリングの審査では
ファクタリングが見るのは売掛先の信用です。自社の貸借対照表が中心ではありません。
そのため、債務超過でも利用できるケースがあります。融資では難しい状況で選択肢になるのは、この構造によるものです。
ただし影響はある2社間の場合、自社が回収してファクタリング会社へ送金します。送金してもらえるかという観点で、自社の状況も見られます。3社間のほうが影響は小さくなります。
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解消に向けて
- 累積損失の原因を特定するどの期に、何で損失が出たか。継続的な要因か一時的なものか。
- 毎期の黒字を積み上げる債務超過の解消は、利益の積み上げ以外にありません。
- 役員借入金の資本化を検討する代表者からの借入を資本に振り替えることで、純資産を改善できる場合があります。税理士に確認してください。
- 調達コストを下げる手数料は経常利益を直接削ります。減らせば黒字化が早まります。
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金融機関への説明
債務超過だからといって、融資の相談を諦める必要はありません。見られるのは解消の見通しです。
- 債務超過の金額と、解消までの年数を示す
- 今期の見込みと、改善の根拠を説明する
- 実質的な債務超過かを確認する(役員借入金は資本とみなされる場合がある)
- 改善のために着手済みの施策を具体的に挙げる
3つ目は重要です。代表者からの借入は、金融機関の評価上は資本に近いものとして扱われることがあります。形式上の債務超過でも、実質では違う場合があります。
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手数料を下げると、解消が早まります
債務超過の解消は利益の積み上げ次第です。経常利益を改善する最短の手があります。
よくある質問
債務超過でもファクタリングは使えますか?
売掛先の信用が中心に見られるため、利用できるケースがあります。
赤字と債務超過の違いは?
赤字は1年の結果、債務超過は累積の結果です。見る決算書が違います。
2社間と3社間で違いますか?
2社間は自社が送金するため、自社の状況も見られます。3社間のほうが影響は小さくなります。
債務超過はどう解消しますか?
毎期の黒字を積み上げる以外にありません。役員借入金の資本化という方法もあります。
役員借入金は資本になりますか?
資本への振替が可能な場合があります。税務上の影響があるため税理士に確認してください。
金融機関には何を説明しますか?
債務超過の金額、解消までの年数、改善の根拠と着手済みの施策です。
実質的な債務超過とは?
役員借入金を資本とみなすと解消される状態を指すことがあります。
手数料の見直しは効果がありますか?
経常利益を直接改善するため、黒字化と解消を早めます。
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PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



