実質年率 早見表
縦が手数料率、横が支払サイトです。色を変えているのは年率100%を超える組み合わせです。
| 手数料率\支払サイト | 30日 | 45日 | 60日 | 90日 | 120日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1% | 12% | 8% | 6% | 4% | 3% |
| 2% | 25% | 17% | 12% | 8% | 6% |
| 3% | 38% | 25% | 19% | 13% | 9% |
| 5% | 64% | 43% | 32% | 21% | 16% |
| 8% | 106% | 71% | 53% | 35% | 26% |
| 10% | 135% | 90% | 68% | 45% | 34% |
| 12% | 166% | 111% | 83% | 55% | 41% |
| 15% | 215% | 143% | 107% | 72% | 54% |
| 18% | 267% | 178% | 134% | 89% | 67% |
| 20% | 304% | 203% | 152% | 101% | 76% |
| 25% | 406% | 270% | 203% | 135% | 101% |
たとえば2社間でよくある「手数料12%・サイト30日」は、年率166%相当になります。 3社間の「手数料3%・サイト60日」なら年率19%相当で、ノンバンクの事業者ローンと同程度の水準です。
この表の使い方自社の条件に当たるマスを見て、 融資の金利(銀行で年1〜3%程度、信用保証協会付きで金利+保証料、ノンバンクで年数%〜18%程度)と並べてください。 同じ物差しに乗せて初めて、高いか安いかが判断できます。
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自社の数字で計算する
自社の数字で計算する3つ入れると実質年率が出ます。
※手数料以外の費用(債権譲渡登記費用・印紙代・振込手数料)は含みません。掛け目がある場合、留保金は後日返還される前提で計算しています。
3つの数字を入れ替えると、その場で実質年率が出ます。条件を変えたときに負担がどう動くかを試してみてください。
計算式と、なぜ手取りで割るのか
計算式 実質年率 = 手数料額 ÷ 手取り額 ÷ 支払サイト日数 × 365
債権額100万円・手数料10%なら、手数料は10万円、手取りは90万円です。 10万円を払って自由に使えるのは90万円なので、負担率は 10÷90=11.1% になります。 これを30日で割って365日分に伸ばすと、年率135%相当という数字が出ます。
「手数料率 ÷ 日数 × 365」という簡易な計算を載せている記事もあります。 同じ例では年率122%となり、実際より負担が小さく見えます。 債権額ではなく手取り額で割るほうが、資金調達コストの考え方としては正確です。
この表に含まれていないもの 債権譲渡登記の費用、印紙代、振込手数料、出張費などは含めていません。 これらが別建てで請求される契約では、実際の負担は表の数字より大きくなります。
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年率で比べるときの注意
年率換算は物差しを揃えるための計算であって、ファクタリングが違法だという意味ではありません。 ファクタリングは債権の売買なので、利息制限法や出資法の上限金利は適用されません。
- 融資は「借りている期間ずっと」金利がかかる。ファクタリングは1回で完結する
- ファクタリングは返済義務がなく、負債として計上されない
- ノンリコースなら、売掛先が倒産しても自社に支払い義務は生じない
- 審査の対象が売掛先なので、融資が通らない状況でも使える
つまり年率が高いこと自体が問題なのではなく、その水準に見合う速さや条件が得られているかが判断軸です。 急ぎでもなく、融資が使える状況で年率100%超を払い続けているなら、そこは見直す余地があります。
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表の上でどう動かすか
この表は、条件を変えたときの効果を確かめるのにも使えます。
| 打つ手 | 表の上での動き | 例(12%・30日=166%) |
|---|---|---|
| 3社間に切り替える | 手数料率の行が下がる | 4%へ → 51% |
| 支払サイトの長い債権を選ぶ | 列が右へ動く | 60日へ → 83% |
| 相見積もりで率を下げる | 行が下がる | 8%へ → 106% |
| 融資に置き換える | 表の外へ出る | 年3%前後 |
最も効くのは3社間への切り替えです。同じ債権でも回収リスクが下がるため、率が大きく動きます。
あわせて読みたい3社間に切り替えて手数料を下げる方法
この数字を持って、条件を見直しませんか
年率に換算すると、見直す価値があるかどうかが判断できます。現在の条件を無料で確認できます。
よくある質問
実質年率はどう計算しますか?
手数料額を手取り額で割り、支払サイト日数で割って365を掛けます。
なぜ債権額ではなく手取り額で割るのですか?
手数料を払って実際に使えるのは手取り額だからです。債権額で割ると負担が小さく見えます。
手数料10%・サイト30日は年率いくらですか?
約135%相当です。
手数料12%・サイト30日は?
約166%相当です。2社間でよくある条件です。
手数料3%・サイト60日は?
約19%相当です。ノンバンクの事業者ローンと同程度の水準になります。
年率が高いと違法ですか?
違法ではありません。債権の売買のため、利息制限法や出資法の上限金利は適用されません。
この表に諸費用は含まれますか?
含まれません。登記費用や印紙代が別建ての場合、実際の負担は表より大きくなります。
率を下げるには何が効きますか?
3社間への切り替えが最も効きます。同じ債権でも回収リスクが下がるためです。
この記事について / 運営者情報
PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
株式会社PROTOCOLは、株式・融資・債権・BNPLまで、あらゆるフェーズの資金調達と事業成長をワンストップで支援するアレンジメントファイナンス・プラットフォームを運営しています。本記事は、実際の資金調達支援で得た知見をもとに、事業者目線で作成しています。
記載内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の契約・料率を保証するものではありません。具体的なご相談は お問い合わせフォーム(無料)よりお気軽にどうぞ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



