定義:お金を払う側の会社
デビター(debtor)は債務者のことです。ファクタリングの文脈では、自社に代金を支払う義務を負っている取引先を指します。
| 呼び方 | 誰のことか |
|---|---|
| 譲渡人/利用者 | 自社。債権を売る側 |
| 譲受人/ファクター | ファクタリング会社。債権を買う側 |
| デビター/債務者 | 売掛先。代金を支払う側 |
契約書では「第三債務者」と書かれることもあります。いずれも同じものを指しています。
なぜ売掛先の信用が見られるのか
理由は単純です。ファクタリング会社にお金を払うのは、自社ではなく売掛先だからです。
債権を買った時点で、回収先は売掛先に変わります。自社が赤字でも債務超過でも、売掛先がきちんと支払えば取引は成立します。逆に、自社が黒字でも売掛先が倒産すれば回収できません。
だから審査が通ることがある融資を断られた会社でもファクタリングが使えるのは、この構造によります。見られているのが自社ではないためです。
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どんなデビターが評価されるか
手数料は、売掛先の信用で大きく動きます。一般的な傾向は次のとおりです。
| 売掛先の属性 | 評価の傾向 |
|---|---|
| 国・地方自治体 | 最も高い |
| 上場企業・大手企業 | 高い |
| 継続的な取引実績がある企業 | 安定していれば評価される |
| 設立間もない企業・個人事業主 | 慎重に見られる |
| 支払いの遅延歴がある企業 | 厳しい |
実務上のポイントは、複数の売掛先がある場合、どの債権を出すかを自分で選べるということです。最も信用力の高い売掛先の債権を出せば、同じ会社でも条件が変わります。
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デビターに関して注意すること
- 売掛先に買掛金がある場合、相殺されて回収額が減ることがある
- 取引基本契約に債権譲渡禁止特約があるか(売掛先との契約書を確認)
- 3社間では売掛先に通知・承諾を求めるため、関係への影響を考慮する
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1つ目は見落とされやすい論点です。売掛先との間で仕入れもしている場合、相殺の可能性を事前に伝えておくほうがトラブルを避けられます。
出す債権を変えるだけで、条件が変わることがあります
どの売掛先の債権が有利か、整理するところからお手伝いします。ご相談は無料です。
よくある質問
デビターとは何ですか?
債務者のことで、ファクタリングでは自社に代金を支払う売掛先を指します。
なぜ自社ではなく売掛先が審査されますか?
債権を買った後にお金を払うのが売掛先だからです。回収先が売掛先に変わります。
赤字でも利用できますか?
売掛先の信用が中心に見られるため、利用できる場合があります。
どんな売掛先が評価されますか?
国や自治体、上場企業など支払いの確実性が高い先ほど評価されます。
複数の売掛先がある場合は?
最も信用力の高い先の債権を選んで出すことで、条件が変わることがあります。
第三債務者と同じ意味ですか?
同じです。契約書では第三債務者と書かれることがあります。
売掛先に買掛金があると影響しますか?
相殺により回収額が減ることがあります。事前に伝えておいてください。
売掛先に知られたくない場合は?
2社間であれば通知しません。ただし手数料は高くなる傾向があります。
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PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



