無料で調べられること
- 法人番号公表サイト(国税庁)… 商号、所在地、法人番号。登記上の実在を確認できます
- 登記情報… 設立年月日、資本金、役員、本店移転の履歴。有料ですが1件数百円です
- 自社のホームページ・採用情報… 更新が止まっていないか、採用を絞っていないか
- 官報… 破産、民事再生などの公告
- 取引の実績… 自社の入金記録。最も確かな情報です
登記は情報の宝庫本店の移転が頻繁、役員の入れ替わりが激しい、資本金が極端に小さい、目的欄が実態と合わない。これらは数百円で確認できる警戒材料です。
限度額を決める
与信管理の核心は「取引するかどうか」ではなく、「いくらまでなら焦げ付いても耐えられるか」です。
| 決め方 | 考え方 |
|---|---|
| 自社の利益基準 | 回収不能になった場合、何か月分の利益で埋められるか |
| 取引先の規模基準 | 相手の月商や資本金に対する割合で上限を置く |
| 集中度の基準 | 1社への依存度が売上の○%を超えないようにする |
3つ目が特に重要です。1社への依存度が高いと、その1社の支払いが遅れただけで資金繰りが止まります。ファクタリングを使っている場合も、その1社の債権が審査の中心になるため、リスクが集中します。
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危ない兆候
- 支払いの遅れ方が変わったこれまで期日どおりだった先が、数日遅れるようになった。最も分かりやすい兆候です。
- 支払方法の変更を求めてきた振込から手形へ、サイトの延長依頼。相手も資金繰りに苦しんでいる可能性があります。
- 担当者と連絡が取りにくくなった折り返しが遅い、決裁が止まる。
- 発注が急に増えた好調とは限りません。他社が取引を絞った結果、自社に流れている場合があります。
4つ目が見落とされやすい兆候です。急な増注は、まず喜ぶ前に理由を確認してください。
続けるための仕組み
与信管理は、始めるより続けるほうが難しくなります。負担を軽くする工夫を挙げます。
- 取引先ごとの売掛金残高と入金実績を、月次で1枚にまとめる
- 限度額を超えた先だけを確認対象にする(全社を毎月見ない)
- 入金が期日を過ぎた案件を自動で抽出できるようにする
- 新規取引の開始時だけ、登記を取る(数百円で済みます)
全部を完璧にやろうとすると続きません。「限度額を超えた先」と「入金が遅れた先」の2つだけ見る——これでも何もしないより大きく違います。
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1社への依存が高いなら、資金化の設計も変わります
どの債権を出すか、どう分散するか。条件とあわせてご相談いただけます。
よくある質問
与信管理とは何ですか?
取引先の支払能力を確認し、回収できないリスクを管理する作業です。
無料で何を調べられますか?
法人番号公表サイト、官報、相手のホームページ、自社の入金実績です。
登記は見るべきですか?
数百円で取得でき、本店移転の頻度や役員の入れ替わりなど警戒材料が分かります。
限度額はどう決めますか?
回収不能になっても耐えられる金額を基準にします。自社の利益や依存度から決めます。
1社への依存度は何%まで?
業種によりますが、高いほど1社の遅延で資金繰りが止まるリスクが上がります。
危ない兆候は何ですか?
支払いの遅れ方の変化、支払方法の変更依頼、連絡の取りにくさ、急な増注です。
急に発注が増えたら?
好調とは限りません。他社が取引を絞った結果である可能性を確認してください。
続けるコツは?
限度額を超えた先と入金が遅れた先の2つだけ見る形にすると続きます。
この記事について / 運営者情報
PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
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記載内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の契約・料率を保証するものではありません。具体的なご相談は お問い合わせフォーム(無料)よりお気軽にどうぞ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



