PROTOCOL RE FINANCE

用語・基礎知識

売掛債権とは
発生から消滅までの流れ

読了目安 6分監修:株式会社PROTOCOL

売掛債権は、商品やサービスを提供したのに、まだ代金を受け取っていない状態の権利です。ファクタリングで売るのはこの権利です。発生から消滅までを順に追います。

定義と、似た言葉との違い

売掛債権とは、取引先に対して代金の支払いを請求できる権利です。

言葉何を指すか
売掛債権代金を請求できる権利そのもの(法律上の呼び方)
売掛金売掛債権を帳簿に計上したもの(会計上の勘定科目)
未収入金本業以外の取引で生じた債権。固定資産の売却代金など
受取手形支払いを約束した手形を受け取った状態

日常的には売掛債権と売掛金はほぼ同じ意味で使われます。厳密には、権利としての呼び方が売掛債権、帳簿上の呼び方が売掛金です。

発生から消滅まで

  1. ① 発生商品を納品した、サービスを提供した時点で権利が生まれます。請求書を出した日ではありません。
  2. ② 請求締め日にまとめて請求書を発行します。ここで金額と支払期日が確定します。
  3. ③ 支払期日まで待つこの期間が支払サイト。30日・60日・90日などの幅があります。ここが資金繰りの詰まりどころです。
  4. ④ 入金支払いを受けた時点で債権は消滅します。

ファクタリングが入るのは③の期間です。入金を待たずに権利を売って、先に現金化します。

資金化できる債権の条件

すべての売掛債権が資金化できるわけではありません。一般的に求められるのは次の条件です。

見落としやすい条件1つ目です。契約は済んでいてもまだ納品していない段階の「将来債権」は、扱える会社が限られます。検収に時間がかかる取引では、この点を先に確認してください。

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入金以外で消滅する場合

債権は入金以外でも消えます。

原因内容
相殺取引先への買掛金と差し引きされる
免除値引きなどで請求しないことにする
時効一定期間行使しないと消滅する
取引先の倒産手続きにより回収できない部分が生じる

ファクタリングに出した後にこれらが起きると、回収額が想定より減ります。特に相殺は、同じ取引先と仕入れもしている場合に起こり得ます。契約前に伝えておいてください。

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よくある質問

売掛債権とは何ですか?

商品やサービスを提供した対価を請求できる権利です。

売掛金との違いは?

権利としての呼び方が売掛債権、帳簿上の勘定科目が売掛金です。実務ではほぼ同義で使われます。

いつ発生しますか?

納品やサービス提供が完了した時点です。請求書の発行日ではありません。

未収入金とは違いますか?

違います。未収入金は本業以外の取引で生じた債権を指します。

どんな債権なら資金化できますか?

発生済みで金額と期日が確定し、書類があり、期日前で、他社に譲渡していない債権です。

納品前の債権も売れますか?

将来債権として扱える会社は限られます。事前に確認してください。

入金以外で消滅することはありますか?

相殺、免除、時効、取引先の倒産などがあります。

相殺されるとどうなりますか?

回収額が減ります。同じ取引先と仕入れもある場合は契約前に伝えてください。

この記事について / 運営者情報

PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)

株式会社PROTOCOLは、株式・融資・債権・BNPLまで、あらゆるフェーズの資金調達と事業成長をワンストップで支援するアレンジメントファイナンス・プラットフォームを運営しています。本記事は、実際の資金調達支援で得た知見をもとに、事業者目線で作成しています。

記載内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の契約・料率を保証するものではありません。具体的なご相談は お問い合わせフォーム(無料)よりお気軽にどうぞ。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。

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