何を売るか
| リースバック | ファクタリング | |
|---|---|---|
| 売るもの | 設備・機械・車両・不動産 | 売掛債権 |
| 売った後 | リース料を払って使い続ける | 関係は終わる(3社間) |
| 調達できる額 | 資産の評価額 | 債権額から手数料を引いた額 |
| その後の負担 | 毎月のリース料が発生 | なし |
| 繰り返せるか | 売れる資産がある限り(1回きりに近い) | 売掛金がある限り繰り返せる |
決定的な違いはその後の負担です。リースバックは一度にまとまった資金が入りますが、毎月のリース料という新しい固定費が生まれます。
手元に残る額で比べる
資産の簿価1,000万円の設備をリースバックする場合と、売掛金1,000万円をファクタリングする場合を並べます。
| リースバック | ファクタリング(手数料10%) | |
|---|---|---|
| 入る現金 | 評価額次第(簿価を下回ることが多い) | 900万円 |
| 翌月からの負担 | リース料 | なし |
| 会計 | 固定資産除却、売却損益が出る | 売上債権売却損 |
| 翌年も同じ手が使えるか | 使えない | 使える |
1回きりであることの意味リースバックは使える資産がなくなれば終わりです。根本的な資金繰りの改善がないまま使うと、次の手がなくなります。
向いている場面
- まとまった金額が一度に必要で、売掛債権では足りない
- 使っていない、または稼働率の低い資産がある
- 事業再構築の資金を作りたい
- 不動産を保有しており、事業には使い続けたい
逆に、毎月の資金繰りのずれを埋めるためにリースバックを使うのは向きません。ずれは毎月来るのに、資産は一度しか売れないためです。
注意点
- 評価額を複数社で確認する資産の評価は会社によって差が出ます。1社だけの提示で決めないでください。
- リース料の総額を計算する契約期間全体でいくら払うか。入る現金と比べます。
- 契約終了後の扱いを確認する買い戻せるのか、返却するのか、再リースになるのか。
- 金融機関の担保になっていないか確認する担保設定された資産は売却できません。
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毎月のずれには、繰り返せる手段を
資産は一度しか売れません。継続的な資金繰りには別の設計が要ります。
よくある質問
リースバックとは何ですか?
持っている資産を売って現金化し、リース料を払って使い続ける仕組みです。
ファクタリングとの違いは?
売る対象が資産か売掛債権かの違いです。リースバックは毎月の負担が残ります。
どちらが多く調達できますか?
資産の評価額によります。まとまった金額ではリースバックが上回ることがあります。
繰り返し使えますか?
使えません。売れる資産がなくなれば終わりです。
毎月の資金繰りに使えますか?
向きません。ずれは毎月来るのに、資産は一度しか売れません。
評価額はどう決まりますか?
会社によって差が出ます。複数社で確認してください。
契約終了後はどうなりますか?
買い戻し、返却、再リースなど契約により異なります。事前に確認してください。
担保に入っている資産は売れますか?
売れません。担保設定の有無を先に確認してください。
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PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



