給与日と入金日の1か月
| 時期 | 起きること |
|---|---|
| 1日〜月末 | 隊員を配置。日々の勤務が発生する |
| 月末 | 勤務実績を締め、請求書を発行 |
| 翌月25日など | 隊員へ給与を支払う |
| 翌々月末 | 発注元から入金 |
給与の支払いが入金の1か月以上前に来ます。これが構造的な詰まりです。
月間の人件費が800万円なら、常時1,600万円前後の運転資金が必要になる計算です。
増員が資金を食う理由
- 給与日が固定 … 動かせません。入金を待つという選択肢がない
- 案件の立ち上がりで先行負担が増える … 新規の現場が始まると、その月から人件費だけが出ていく
- 社会保険料の負担が重い … 人数が多いため、給与とは別に翌月末の固定的な支出がある
- 繁忙期の増員が資金を食う … 受注が増えるほど資金が先に出る
4つ目が警備業特有の難しさです。受注が伸びるほど資金繰りは苦しくなります。増員分の人件費が先に出るためです。
官公庁案件を持っているか
複数の発注元がある場合、選ぶ基準は明確です。
| 発注元 | 評価 |
|---|---|
| 官公庁・自治体(公共施設の警備) | 最も高い。手数料が下がりやすい |
| 大手ビル管理会社・ゼネコン | 高い |
| 商業施設・イベント主催者 | 取引実績によって変わる |
| 元請けの警備会社(二次請け) | 元請けの信用次第 |
官公庁案件を持っているなら、その債権を優先して出すことで条件が大きく変わります。
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社保を止めると入札に響く
- 警備業法に基づく認定・届出の状況は、審査で確認されることがある
- 人件費の立替が構造的なため、単発の資金化では解決しない。サイト交渉を並行する
- 二次請けの場合、元請けが倒産すると連鎖する。与信管理が要る
- 社会保険料の滞納があると、公共案件の入札に影響することがある
最後の点は重要です。資金繰りのために社保を後回しにすると、受注機会そのものを失うことがあります。猶予の申請を先に検討してください。
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受注が伸びるほど資金が要る構造を、どう支えるか
官公庁案件の債権なら条件が変わります。無料で確認できます。
よくある質問
警備業はなぜ資金繰りが厳しいのですか?
給与の支払いが入金の1か月以上前に来る構造だからです。
受注が増えると楽になりますか?
逆です。増員分の人件費が先に出るため、受注が伸びるほど資金は先に出ます。
必要な運転資金の目安は?
月間人件費の2か月分前後が目安になります。
どの債権を資金化すべきですか?
官公庁や自治体の案件があれば、その債権が最も条件が良くなります。
二次請けの場合は?
元請けの信用が評価を左右します。元請けの与信管理も必要です。
社会保険料を後回しにしてよいですか?
公共案件の入札に影響することがあります。猶予の申請を先に検討してください。
単発の資金化で解決しますか?
しません。構造的な立替なので、サイト交渉を並行してください。
警備業法の認定は審査に関係しますか?
確認されることがあります。届出の状況を整えておいてください。
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PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



