庸車費が荷主入金より早い
| 収入 | 支出 |
|---|---|
| 保管料(月次・定額に近い) | 倉庫賃料(固定) |
| 入出庫料・作業料(変動) | 庫内作業の人件費・派遣費 |
| 配送料(変動) | 庸車費(協力会社への支払い) |
| — | 燃料費(自社車両分) |
荷主からの入金は月末締め翌月末〜翌々月末。一方、庸車費は翌月末など、より早い支払条件であることが多くなります。
繁忙期が最も苦しい
- 庸車費の立替 … 協力会社への支払いが荷主からの入金より早い
- 燃料費の変動 … 価格が上がっても運賃への転嫁に時間がかかる
- 倉庫賃料は固定 … 取扱量が減っても出ていく
- 繁忙期の人員確保 … 派遣費が跳ね、支払いは先に来る
1つ目と4つ目が重なる繁忙期は、売上が最大なのに資金が最も苦しい時期になります。
保管料は毎月同額で立つ
| 荷主 | 評価 |
|---|---|
| 大手メーカー・商社 | 最も高い |
| 大手EC・小売チェーン | 高い |
| 中堅の荷主 | 実績による |
| 元請け物流会社からの下請け | 元請けの信用次第 |
保管料の債権は毎月同額で継続的に発生するため、繰り返しの資金化と相性があります。ただし継続利用は手数料が累積します。
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燃料サーチャージという構造解
- 庸車費の支払条件を交渉できないか確認する(取引量が多いほど余地がある)
- 燃料サーチャージの導入・改定を荷主と協議する
- 倉庫の稼働率を把握し、空きスペースの活用を検討する
- 繁忙期の資金需要を、前年実績から事前に見積もっておく
2つ目が構造的な解決に最も近い手です。燃料価格の変動を運賃に反映する仕組みがあるかどうかで、利益率が変わります。
繁忙期の資金需要を、前もって設計する
売上が最大の月が最も苦しい構造です。事前の準備で負担は変わります。
よくある質問
3PLの資金繰りの特徴は?
庸車費など協力会社への支払いが、荷主からの入金より早い構造です。
繁忙期が苦しいのはなぜですか?
取扱量が増えて庸車費と派遣費が膨らむ一方、入金は後から来るためです。
燃料費の上昇はどうしますか?
燃料サーチャージの導入や改定を荷主と協議してください。
どの債権が有利ですか?
大手メーカーや商社、大手ECなどの荷主への債権です。
保管料の債権も使えますか?
使えます。毎月同額で継続的に発生するため繰り返しの資金化と相性があります。
継続的に資金化してよいですか?
手数料が累積します。年間総額で判断してください。
庸車費の条件は交渉できますか?
取引量が多いほど余地があります。支払サイトの相談をしてみてください。
下請けの場合は?
元請け物流会社の信用が評価を左右します。
この記事について / 運営者情報
PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



