PROTOCOL RE FINANCE

資金繰り

休眠会社を再開するとき
の資金繰り

読了目安 7分監修:株式会社PROTOCOL

休眠していた会社を動かすとき、ゼロからの新設とは違う問題が出てきます。過去の状態が引き継がれるためです。

休眠中も残っているもの

項目休眠中の扱い
法人住民税の均等割自治体により、休眠届を出していれば免除される場合がある
過去の未納税金残る。延滞税も累積している可能性
借入金残る
登記長期間放置すると、みなし解散の対象になり得る
過去の決算書残る。審査で見られる

最終行が重要です。休眠前の決算内容が良くなければ、その状態から始まります。新設法人のほうが有利な場面もあります。

再開前に確認すること

  1. 登記が生きているか長期間の放置でみなし解散になっていないか確認します。なっていれば継続の登記が必要です。
  2. 未納の税金・社会保険料を洗う法人住民税、消費税、源泉所得税。滞納があると、多くの公的制度が使えません。
  3. 借入の状況を確認する返済が止まっている借入がないか。あれば金融機関に相談します。
  4. 異動届出書を提出する事業を再開する旨を税務署・自治体に届け出ます。

順番を間違えない未納を残したまま資金調達に動くと、制度融資も保証協会も使えません。まず税の整理からです。

あわせて読みたい換価の猶予・納税の分納を申請する手順

使える手段

手段休眠会社での可否
公庫の創業融資事業実態がなかった期間の扱いによる。要相談
保証協会付き融資未納がないことが前提
プロパー融資直近の決算書がないため難しい
ファクタリング売掛先の信用が中心。再開後の取引があれば対象になり得る

再開直後は決算書がないため、融資は時間がかかります。最初の取引で売掛金が立てば、その資金化が選択肢になります。

再開後の最初の取引を、どう資金化するか無料で相談する →

新設と比べる

状況によっては、休眠会社を使わず新しく設立したほうが早い場合があります。

休眠会社の再開新設
費用低い(登記変更のみ)設立費用がかかる
過去の負債引き継ぐ引き継がない
過去の決算審査で見られるない
許認可取り直しが必要な場合がある新規取得

過去に負債や滞納が残っているなら、新設のほうが身軽です。ただし税務上の論点があるため、税理士に確認してください。

再開後の最初の取引を、どう回すか

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Q1毎月、いくらぐらい資金化していますか?

Q2いまの手数料は何%ですか?

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よくある質問

休眠会社を再開できますか?

できます。異動届出書の提出など手続きが必要です。

休眠中も残るものは?

未納税金、借入金、過去の決算書です。休眠していても消えません。

みなし解散とは?

長期間登記を放置すると解散したものとみなされる制度です。継続の登記が必要になります。

再開前に何を確認しますか?

登記の状態、未納の税金・社保、借入の状況です。

未納があると資金調達できませんか?

制度融資や保証協会付き融資は難しくなります。まず整理してください。

どんな手段が使えますか?

再開後の取引で売掛金が立てば、その資金化が選択肢になります。

新設したほうがよいですか?

過去に負債や滞納が残っているなら身軽です。税務上の論点があるため税理士に確認してください。

許認可はどうなりますか?

取り直しが必要な場合があります。事前に確認してください。

この記事について / 運営者情報

PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)

株式会社PROTOCOLは、株式・融資・債権・BNPLまで、あらゆるフェーズの資金調達と事業成長をワンストップで支援するアレンジメントファイナンス・プラットフォームを運営しています。本記事は、実際の資金調達支援で得た知見をもとに、事業者目線で作成しています。

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