小口・多数という売掛の形
| 段階 | お金の動き |
|---|---|
| 受注 | 着手金があれば入金(業界では一般的) |
| 制作 | 外注(コーダー・イラストレーター・カメラマン)への支払い |
| 納品・検収 | 修正対応 |
| 請求 → 入金 | 月末締め翌月末が多い |
サイトは比較的短い業種ですが、1件あたりが小口なため、まとまった資金が必要なときに足りないという問題が起きます。
外注費が自分の取り分より先
- 売掛が小口・多数 … 1件30万円の案件が20件、といった構成になりやすい
- 外注費が先に出る … 自分の取り分より先に、協力者への支払いが来る
- 入金の遅延が起きやすい … 相手が小規模だと支払いが遅れることがある
- 売上が月によって大きく振れる … 受注の波がそのまま資金繰りに出る
1つ目が資金化の面で不利に働きます。少額の債権は手数料率が割高になる傾向があるためです。
あわせて読みたい少額の売掛金ほど手数料が割高になる理由と対処法
まとめて出すと率が下がる
小口が多い場合、選び方が変わります。
| やり方 | 評価 |
|---|---|
| 最も大きい1件を単独で出す | 手数料率が下がりやすい |
| 複数の債権をまとめて出す | 合計額が大きくなり、率が下がることがある |
| 小口を1件ずつ都度出す | 最も割高。避けたい |
まとめて出せる会社かどうかは、事前に確認してください。複数債権の一括買取に対応していない会社もあります。
あわせて読みたい複数の売掛先を1社でまとめて資金化する方法
個人事業主は登記が使えない
- 個人事業主は債権譲渡登記が使えない。登記不要の契約先を選ぶ必要がある
- 着手金の慣行がある業種なので、まず契約条件の見直しを検討する
- 小口を都度資金化すると、手数料の累積が利益を上回ることがある
- 入金遅延が起きやすいため、督促の仕組みを先に作る
1つ目は法人との違いです。債権譲渡登記は法人しか利用できません。個人事業主の場合、登記なしの契約になります。
あわせて読みたい債権譲渡登記とは|費用・期間・誰に見られるか
小口をまとめれば、率は下がります
まとめて出せる先かどうかで条件が変わります。無料で確認できます。
よくある質問
デザイン・制作の資金繰りの特徴は?
1件あたりが小口で件数が多く、外注費が先に出る構造です。
小口の債権は資金化しにくいですか?
手数料率が割高になる傾向があります。まとめて出す方法を検討してください。
複数の債権をまとめられますか?
対応している会社とそうでない会社があります。事前に確認してください。
個人事業主でも使えますか?
使えますが、債権譲渡登記は法人限定のため登記なしの契約になります。
着手金はもらえますか?
業界では一般的な慣行です。見積書に標準条件として入れてください。
外注費の支払いが先に来ます
協力者への支払日から逆算した資金繰り表を作ってください。
入金が遅れる取引先があります
督促の仕組みを先に作り、与信の判断材料にしてください。
都度資金化してよいですか?
手数料の累積が利益を上回ることがあります。年間総額で判断してください。
この記事について / 運営者情報
PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
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記載内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の契約・料率を保証するものではありません。具体的なご相談は お問い合わせフォーム(無料)よりお気軽にどうぞ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



