「高すぎ」の直感は、たいてい正しい
まず知っておいてほしいのは、『高すぎる』というあなたの直感は、多くの場合、的を射ているということです。日々お金の流れを見ている経営者が『高い』と感じるとき、そこには何らかの根拠があります。相場より高い、諸費用が乗っている、条件が悪化している——理由はさまざまですが、違和感には意味があります。
一方で、その直感を『気のせいかも』と放置してしまうと、高い手数料を払い続けることになります。逆に、感情のまま焦って動くと、もっと条件の悪い会社に飛びついてしまう危険もあります。だからこそ、『高すぎ』と感じた“今”が、事実を確かめる絶好のタイミング。次の5つを順に確認していきましょう。
確認1:今の手数料は相場に対して高いか
あわせて読みたいファクタリングの手数料が「もったいない」と感じたときの削減の始め方
最初に確認すべきは、今の手数料が相場と比べて高いのかどうかです。2社間ファクタリングの相場はおおむね8〜18%、3社間は1〜9%です。あなたの手数料がこの範囲のどこにあるか、あるいは超えているかを確かめましょう。
もし2社間で18%を超えている、あるいは3社間なのに二桁、といった状況なら、相場と照らして『高い』と判断できます。相場を知らずに『こういうものだ』と思い込んでいたケースでは、この確認だけで、自分が高い側にいると気づけます。まずは、感覚ではなく数字で、自分の位置を把握しましょう。
確認2:手数料以外の費用が乗っていないか
次に確認したいのが、手数料率の裏に隠れた諸費用です。表面の料率が相場並みでも、事務手数料・債権譲渡登記費用・出張費・振込手数料などが上乗せされていると、実質的な負担は大きくなります。『高すぎ』の正体が、この諸費用にあることは少なくありません。
見積書や契約書を取り出し、手数料以外にどんな費用が、いくらかかっているかを確認しましょう。そして、それらをすべて含めた『手取り総額』——実際に手元に入る金額を計算します。料率だけでなく、この総額で見て初めて、本当に高いかどうかがわかります。
確認3:契約形態は最適か
あわせて読みたい高い手数料が設備投資・採用を妨げていると感じたら
三つ目は、今の契約形態が自分にとって最適かどうかです。2社間ファクタリングは、取引先に知られない代わりに手数料が高めです。もし取引先の協力が得られるなら、3社間に切り替えることで、手数料を大きく下げられる可能性があります。
『取引先には知られたくないから2社間』と決めつけていないでしょうか。実際には、長年の取引先なら承諾を得られることも多く、その場合、手数料が数%下がることも珍しくありません。契約形態を見直せる余地がないか、確認してみましょう。
確認4:料率は下げられる余地があるか
四つ目は、今の会社で料率を下げられる余地があるかです。利用実績を重ねている、売掛先の信用が高い、といった条件が揃っていれば、本来はもっと低い料率が提示されてもおかしくありません。それなのに高いままなら、条件に見合っていない可能性があります。
ただし、同じ会社に交渉しても、大きくは下がらないことも多いのが実情です。交渉で下がればよし、下がらないなら、次の確認5へ進みましょう。大切なのは、『下げられる余地があるのに放置していないか』を確かめることです。
確認5:他社ならいくらになるか(乗り換え)
最後の確認が、他社なら同じ売掛金でいくらになるか、です。これが、『高すぎ』への最も確実な答えになります。複数のファクタリング会社に見積もりを取り、今の手取り総額と比べてみましょう。他社のほうが明らかに手取りが多いなら、今の会社が高いという事実がはっきりします。
そして、乗り換えは手数料を下げる最も効果的な手段です。相場より高い手数料を払い続けているなら、条件の良い会社に乗り換えるだけで、毎月の負担が確実に軽くなります。『高すぎ』という直感を、乗り換えという行動で解消しましょう。ここまでの5つを確認すれば、感情ではなく事実にもとづいて、最善の一手を選べます。
はじめての方へ
ファクタリングの仕組みや用語は、それぞれ個別の記事で詳しく解説しています。この記事を読むうえで前提になりやすいものを挙げておきます。
まとめ|直感を、事実と行動に変える
『ファクタリング高すぎ』と感じたら、その直感を放置も鵜呑みにもせず、事実で確かめましょう。①相場と比べて高いか、②諸費用が乗っていないか、③契約形態は最適か、④料率を下げる余地があるか、⑤他社ならいくらか。この5つを順に確認します。
確認の結論として、多くの場合たどり着くのが『乗り換え』です。相場より高い手数料を払い続けているなら、条件の良い会社に乗り換えることで、手取りは確実に増えます。『高い』という感覚は、たいてい正しい。だからこそ、事実で裏づけて、行動に移すことが大切です。
自分の手数料が本当に高いのか、他社ならいくらになるのかを知りたい方は、お気軽にご相談ください。今の条件を確認し、下げられる余地を具体的にお伝えします。『高すぎ』の直感を、負担軽減という結果に変えましょう。
その「高すぎ」、事実で確かめませんか
今の手数料が相場より高いか、他社ならいくらになるかを、手取り総額で具体的にお伝えします。ご相談は無料・秘密厳守です。
よくある質問
「高すぎ」と感じたらまず何を?
相場と比べて高いか、諸費用が乗っていないか、契約形態や料率を下げる余地、他社の額を順に確認します。
相場はどのくらい?
2社間は8〜18%、3社間は1〜9%が目安です。これを超えていれば高いと判断できます。
料率が相場並みでも高いことは?
はい。事務手数料や登記費用など諸費用が乗ると、手取り総額では割高になります。
何で高いか判断すべき?
料率だけでなく、諸費用込みの手取り総額(実際の入金額)で判断しましょう。
契約形態で変わる?
はい。取引先の協力が得られれば、3社間への切り替えで手数料を下げられることがあります。
交渉すれば下がる?
下がることもありますが、同じ会社では限界も。下がらなければ乗り換えが有効です。
一番確実な確かめ方は?
複数社に見積もりを取り、今の手取り総額と比べることです。
乗り換えで本当に下がる?
相場より高いなら、条件の良い会社への乗り換えで手取りは確実に増えます。
直感は当てにしていい?
経営者の『高い』という直感は多くの場合正しいですが、事実で裏づけて動きましょう。
高いか診断してもらえる?
はい。相場や他社額と照らし、下げられる余地を具体的にお伝えします。
この記事について / 運営者情報
PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
株式会社PROTOCOLは、株式・融資・債権・BNPLまで、あらゆるフェーズの資金調達と事業成長をワンストップで支援するアレンジメントファイナンス・プラットフォームを運営しています。本記事は、実際の資金調達支援で得た知見をもとに、事業者目線で作成しています。
記載内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の契約・料率を保証するものではありません。具体的なご相談は お問い合わせフォーム(無料)よりお気軽にどうぞ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



