最初に確認する4つ
- 契約書の入金期日「契約日から○営業日以内」なのか「○月○日」なのか。営業日計算だと土日で後ろにずれます。
- 入金先の口座契約書に記載した口座と、実際に確認している口座が一致しているか。
- 提出書類の不足追加書類の依頼が来ていないか。メールの見落としが原因のことがあります。
- 着金の時間帯振込は当日中に反映されないことがあります。翌営業日の朝まで待つ判断もあります。
ここまでで解決することが多い実務上、入金遅れの多くは書類の不足か、期日の認識違いです。まず自社側の確認を済ませてから連絡してください。
連絡と記録
確認して問題がなければ、連絡します。同時に記録を残します。
- 電話で連絡し、日時・担当者名・回答内容をメモする
- 電話の後、同じ内容をメールで送って記録に残す(「本日○時のお電話で、○日に入金とのことでした」)
- 入金予定日を明示してもらう
- 連絡が取れない場合、その事実も日時とともに記録する
2つ目が重要です。口頭のやり取りは記録に残りません。メールで確認する形にしておくと、後で必要になったときに使えます。
入金されないまま日が経ったら
| 状況 | 取るべき行動 |
|---|---|
| 連絡は取れるが入金されない | 書面で期日を明示して請求する |
| 連絡が取れなくなった | 弁護士への相談を検討する |
| 会社の所在が確認できない | 登記を確認し、警察・弁護士への相談を検討する |
| 追加の手数料や書類を要求された | 応じる前に契約書を確認する |
最終行に注意してください。入金の条件として、契約時になかった費用を求められるケースがあります。契約書に根拠がなければ応じる必要はありません。
あわせて読みたい弁護士・司法書士に相談すべきラインの見極め
並行して資金繰りを動かす
入金を待っている間も支払日は来ます。回収できるまで待つという選択肢はありません。
- その入金を除いた資金繰り表を作り直す実際の不足額を確定させます。
- 支払いの優先順位を決める払えない場合に備えて、順番を決めておきます。
- 別の債権が使えないか確認するただしすでに譲渡した債権は使えません。二重譲渡になります。
あわせて読みたい二重譲渡とは?ファクタリングでやってはいけない理由とリスク
入金が止まっている間の資金繰りを立て直す
別の正常な債権で対応できる場合があります。状況を整理しましょう。
よくある質問
入金がないときまず何を確認しますか?
契約書の入金期日、入金先口座、提出書類の不足、着金の時間帯です。
営業日計算だとどうなりますか?
土日を挟むと期日が後ろにずれます。契約書の表記を確認してください。
連絡はどうしますか?
電話で確認し、同じ内容をメールで送って記録に残してください。
連絡が取れない場合は?
弁護士への相談を検討してください。記録を残しておくことが重要です。
追加の費用を求められました
契約書に根拠がなければ応じる必要はありません。確認してください。
待っている間の資金繰りは?
その入金を除いた資金繰り表を作り直し、支払いの優先順位を決めてください。
別の債権を出してよいですか?
すでに譲渡した債権は使えません。二重譲渡になります。
警察に相談すべき場面は?
会社の所在が確認できないなど、詐欺が疑われる場合です。
この記事について / 運営者情報
PROTOCOL Re Finance(運営:株式会社PROTOCOL)
株式会社PROTOCOLは、株式・融資・債権・BNPLまで、あらゆるフェーズの資金調達と事業成長をワンストップで支援するアレンジメントファイナンス・プラットフォームを運営しています。本記事は、実際の資金調達支援で得た知見をもとに、事業者目線で作成しています。
記載内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の契約・料率を保証するものではありません。具体的なご相談は お問い合わせフォーム(無料)よりお気軽にどうぞ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の契約・料率を保証するものではありません。手数料等の目安は一般に公表されている水準を参考にしており、実際の条件は売掛先の信用・債権額・支払いサイト等により変動します。本文中のモデルケース・試算は仕組みを説明するための例であり、特定の企業・取引を示すものではありません。



